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中島智子
(ブッククラブ アドバイザー)
  こんにちは!ICC Book Club アドバイザーの中島智子です。
ICC Book Club メンバーの皆さんに、本の選び方のコツ、楽しく読むための工夫などをインタビューしました。
このインタビューは、無料メールマガジン「Enjoy!洋書で英語トレーニング」に連載しているものです。メルマガにご登録いただくと、インタビューを始めとした情報を隔週でお届けします。
 

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第19回 日々の積み重ねで、自分の成長を感じたい
nannnoさん (東京都)
   
今回ご登場いただくのは、
2008年10月にICC Book Clubに入会された、nannnoさんです。
nannnoさんは、ICC東京本校実戦コース・730点目標コースも
受講されています。

ICC Book Clubでは、ジャンル・レベル別に4種類の洋書リストがあります。
nannnoさんは、すでに3つのリストを読破!
しかもリスト掲載の全50冊を完全読破されているんですよ!

※洋書リスト…ICC Book Club厳選の、洋書50冊のリスト。
          読後の感想・オススメ度評価も記入できる。
          40冊以上読破すると、「読破賞」がもらえる。

インタビューでは、nannnoさんの熱い洋書トレーニングについて伺うことができました。

     
(中島) nannnoさんが洋書を読み始めよう!と思われた
きっかけから教えていただけますか?

 
(nannno) 洋書を読み始めたきっかけは、高校時代の先生の影響が大きいですね。
当時、英語関連の試験でなかなか成果が表れず、
焦っていた時に、ある言葉を教わりました。

No matter how busy you may think you are,
You must find time for reading now,
or you must surrender yourself to self-chosen ignorance.

“どんなに忙しいと自分では思っていても、
今読書の時間を見出さなければならない、そうでないと
自ら選び取った無知に身を委ねなければならない。”という意味でした。

社会人になり、仕事を進めていく中で、読書の必要性を痛感した時に
初めて、本当の意味を理解しましたね。

楽しんで読もうとすると、ゆっくり時間をかけてと思ってしまいますが、
時間は待ってくれません。1日24時間、自分の持ち時間の中で
楽しみながら読めなくては、いつまでたっても読めません。
筆者は何かを伝えたくて書いている。
その内容を楽しみながら読むことが、大切だと感じました。

それから先生は、「大学生、社会人になって、英語を勉強する時には、
高度の英語力を支えるのは大量の読みであることを覚えていて欲しい」
と仰っていました。

洋書は、TOEIC655点、英検2級を取得したのを機に読み始めました。
洋書トレーニングのスタートラインのレベルに達した、自分へのご褒美として
また、さらなる英語力アップを目標に挑戦する気持ちでした。

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(中島) なるほど。限られた時間の中で、どのように時間を使うか…。
奥が深い言葉ですね。
nannnoさんが初めて手に取った洋書について教えていただけますか?

 
(nannno) 高校1年生の夏休みに「中学英語でポルノが読める」という本を読みました。

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(中島) キャー、高校生には刺激が強いタイトルですね(笑)。

 
(nannno) はい、ドキドキ・ワクワク感で挑戦しましたが(笑)、
分からない単語を英和辞書で引いても、
その英単語が辞書に載っていないんです。
英々辞書で調べても、どんどん知らない単語が出てきて、
一体全体何をしているのか分からない。という状況でした・・・。

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(中島) 分からない単語がほとんどだと、ストーリーのイメージも掴めず、
「読めなかった」という残念な気持ちになりますよね。
ICC Book Clubでは、一番初めに何を読みましたか?

 
(nannno)  「これなら読める!はじめの50冊」洋書リストに掲載されている
Penguin Readersシリーズの「The Long Road」を読みました。
学生の頃から、分からない単語があったら
辞書で調べることが当たり前だったので、読んだ時は
「100%完璧に理解して読まなければならない」
という変な義務感を持っていました。

人名、地名を整理しながら読むのが大変でしたが、
英語で感動を味わえた上に、読み終えた後の達成感は嬉しかったですね。

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(中島)  「The Long Road」は、他のブッククラブ会員の方からも、
「感動した」という声を多くいただいています。
洋書を読んだ達成感は、大事ですよね。
ところで、nannnoさんの好きな洋書を教えていただけますか?

 
(nannno) ICC Book Club 作成の「読み応えあり!チャレンジ50冊」
洋書リストに掲載されているPenguin Readersシリーズの
「The Ring」は、伏線が上手く張られていて、
読む楽しみを裏切らないストーリーでした。
読み終わった後は、ぼっーとしてしまいつい電車を乗り過ごしました…(笑)。

また、同リストの洋販ラダーシリーズの
「Quill〜The Life of a Guide Dog」
(邦題:盲導犬クイールの一生)もオススメですね
盲導犬をa seeing-eye dogと覚えていたのですが、
本文では a guide dogで表現されています。
ストーリーが感動的で、涙なくして読めない本でした。

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(中島) 洋書リストを活用していただけて嬉しいです!
nannnoさんは、「私にも読める!洋書入門」セミナーにも
ご参加いただきました。セミナーの感想を教えてください。

(nannno) 講師の松尾謙一先生が、難しいペーパーバックに挑戦された際、
なかなか上手く読めなかった体験談を聞きました。
最初は、何事もほろ苦い経験を味合うものなんだと感じましたね。

セミナーを通して、英語の漫画、スクリーンプレイ、
ネイティブ子供向けシリーズ、学習者向けシリーズなど
様々な種類があることを知りました。
また学習者向けシリーズは、レベル別に語彙制限が設けられているので、
易しいレベルから順番に挑戦しようと思いました。

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(中島) 洋書といっても、レベル・ジャンルは様々ですよね。
それぞれの特徴を意識しながら、洋書を選ぶことは大事ですよね。

nannnoさんは、第5回、第6回「ほんまら」にご参加いただいていますが、
読破ページ数が、第5回は3,645ページ、第6回は、5,796ページと
かなり読み込んでいますね。
期間中は、どんな工夫をされているのでしょうか?

※「ほんまら」・・・ICC Book Club主催のリーディング強化を目的に
  行われているイベント。期間中は、貸出冊数が7冊から21冊になる。

(nannno) 「第5回ほんまら」では、「これなら読める!はじめの50冊」洋書リストを
読破することを目標に掲げました。

ネイティブ子供向けシリーズは、文章が短く内容も簡単でしたが、
基本動詞を中心に英語表現が難しかったですね。
中にはページ数も多く、一回の貸出期間で読み終えることが
出来ず苦労したこともありました。
「第5回ほんまら」前は、中だるみ状態が続いていましたが、
「ほんまら」を利用して、洋書を読むペースを上げることが出来ました。

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(中島) なるほど。一定期間集中的に読むことで、習慣化に繋がっているんですね。 他に、意識されたことはどんなことでしょうか?

(nannno) ICC東京本校のレッスンで、講師の岸洋一先生から
「英語で地理・歴史・伝記について学ぶことが良いですよ」
とアドバイスを頂きました。ネイティブ子供向けの
Rookie シリーズは、自分にとって英文のボリュームが
適量だったので、会社の通勤時間を利用して読みました。

さらに「第6回のほんまら」では、3つ目標を掲げました。
・毎日1冊読む。
・「第5回ほんまら」の冊数、ページ数を上回る。
・「読み応えあり!チャレンジ50冊」洋書リストを読破する。

何とか目標は達成しましたが、
ボリュームに圧倒され、苦しい読み方をした時もありました。
しかし、トレーニングの時間を、会社の業務終了後や
喫茶店で過ごす、30分〜1時間を目安に確保したこと、
読む本とページ数を決めて取り組んだことが良かったと思います。

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(中島) nannnoさんは、「これなら読める!はじめの50冊」洋書リストなど、 3つのリストを読破されましたが、読み終えての感想を、 教えていただけますか?


▲nannnoさんにご提出いただいた洋書リスト。

(nannno) 講師の大塚千春先生が血と涙と汗で(!)
リストを作成されたことをお聞きしました。
リストに掲載された本を順番に読み進めましたが、
その中で興味を持ったジャンルを見つけることができたので
自分なりに読みたい本を探せるようになりました。

また、リストの良い所は、「ひとこと感想記入欄」があることです。
一回読んだだけで本の内容全部を覚えているのは難しいですよね。
でも、大事な所、面白かった所、そして心に強く印象に残った所を
書き留めることによって、本を読みっ放しにせず、
目的意識を持って読むことが出来ます。

また、「読破証」を貰えることは、本当に嬉しいですね。
学生時代は、自分が頑張った時に、
先生や親から褒められることがありました。
今は自分が部下を褒める立場にあります。
でも、自分自身が褒められる機会はほとんどありません。
そのような状況の中で、読破証を受け取った時は、
努力が報われたという充実感がありました。

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(中島) うーん、深いですね…。「読破証」を大切に想ってもらえて、嬉しいです。

(nannno) 考えてみれば、「私は頑張りました」とは、
人前でなかなか言えるものではありません。
「今日は頑張った」と納得できた日がどのくらいあるのだろうかと、
ふと不安になりますが、これからも納得できる日を積み重ねて、
自分自身を信頼できるように成長していきたいです。

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(中島) これからの洋書トレーニングの目標を教えてください。

(nannno) 目標は、正しい読み方と途中で息切れしない
精神的なスタミナを身に付けることです。
そして、英文を戻り訳せずに、
その内容を掴める自然な読み方をマスターしたいですね。

その為には、精読と速読を意識しながら、
多くの洋書を読んでいきたいです。

究極は、楽しんで洋書を読めるようになることですが、
疲れた時には、時間を計ってトレーニングをしています。
山縣画児先生のレッスンで、
「1-minutes reading」のトレーニングを教えていただきました。
ストップウォッチを片手に、1分間でどこまで読めるか、
1回目〜3回目程繰り返します。

回数を重ねるごとに、より先へ読めるようになっていると嬉しくなりますね。
TOEIC Part5のトレーニングにもなりますし、気分転換にもなっています。

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(中島) 最後に、これから洋書を読もう!という読者の皆さんに、
メッセージをお願いします。

(nannno) 分からない単語や難しい構文、文法事項を気にせず、
とりあえず先へ進んでしまえば、全体の内容を掴めると思います。

お気楽に読む、辞書は使わない、分からない単語は考えないで、
注釈や全訳があれば先に見てしまう。
そして、次の展開に興味を持って、どんどん読み進めることが出来れば、
英文に慣れてきますし、慣れるほど、読解力や
読むスピードも速くなると思います。

もちろん理想と現実は違うのですが、それぞれの人によって
読書のペースがありますから、自分の身についている
読書の仕方、読むスピード、本の選択があって良いと思います。

千田潤一先生の英語合宿で、
「言葉は場面と感動で覚える」ということを学びました。
学ぶことや読むことは、独創的な発展に繋がり、
言葉を使って表現することは、自分の価値観や
世界を確認し、自己成長に結び付きます。

その成長に気づくことによって、
さらにモチベーションを向上させることが出来るのではないかと思います。

※ 「これならできる英語合宿」・・・千田潤一先生の直接指導による
  1泊2日で英語の学び方を身につける一夜漬け合宿。

I love books!
I think books open windows to the world for all of us.
The reading of all good books is like a conversation
with the finest men of past centuries.
Happy Reading !

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(中島) nannnoさん、ありがとうございました。




Holes
著 者 Louis Sachar
出版社 Yearling Books
シリーズ ネイティブ子供向け
ISBN 9780440414803

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The Hideki Matsui Story
著 者 広岡 勲
出版社 IBCパブリッシング
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