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[ インタビュアー ]
松尾謙一先生

 私の英語トレーニング奮戦記
ICC東京本校の生徒さんに、松尾謙一先生がインタビュー しました。
このインタビューは、学習者向け無料メールマガジン 「英語トレーニング・応援マガジン」に連載しているものです。
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第30回 スコアに執着せず、自分の体感を信じろ!
電気機器メーカ勤務 RONさん (埼玉県・男性・50代)
  

ICC東京本校の在校生は、様々な目的を持って
日々英語トレーニングに励んでいらっしゃいます。

そんな皆さんが目指すのは、
やはり、英語の実力アップではないでしょうか。

実際に英語を使う場面で、
ペラペラと話せたり、スラスラと書けると、
英語力アップを実感し、
トレーニングを続けるのが楽しくなります。

でも、英語学習を続けるうちに、
TOEICスコアアップそのものが目的になり、
気がつけば、テスト結果に一喜一憂する自分が・・・。

こうなると、自信喪失と挫折感で
英語を止めたくなってしまいかねません。

トレーニングしているのに、
なかなかスコアが伸びないとお悩みの方。
今回のインタビューは必見ですよ。

ご登場いただくのは、
水曜730点目標コースに通学中のRONさん です。

   
(松尾)RONさんは、どのようなお仕事をされているのですか?

 
(RON) 都内の電機会社に勤めています。
入社して十数年は、産業用コンピュータシステムのSEとして
色々なお客さんのシステムを構築してきました。

初めて海外出張した行き先は、
当時アパルトヘイト真っ盛りの南アフリカで
1ヶ月くらい滞在しました。

仕事先の製鉄所の入り口には、
ライフルをもった警備員がおり、
黒人がトラックの荷台に載せられているのには驚きました。

日本人は名誉白人ということで、
白人しか入れないレストランやプールに入れるというのは
少し違和感がありましたね。

また、システムの立上げで、中国にも一年近くいました。
実はこのRONという名前も、中国語から来ています。
日本では龍(りゅう)なのですが、
中国語ではRON(ロン)と発音します。

中国のエンジニアとは足掛け3年程度付き合っていましたが、
喜んだり、悲しんだりする感情は
どこの国でも同じだなと、そのとき感じました。

その後は、社内の業務システムの立上げをやっていましたが、
年に1〜2度、海外のシステム部門と情報交換のために
出張するぐらいで、長期の海外出張はありませんでした。

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(松尾)
初めての海外経験が、南アフリカとは激しいですね。

本日参加された、6時間英語漬けの「English Storm」も
海外経験のあるRONさんなら、余裕を持って楽しめたのでは?

 
(RON)
実は、今回で2度目の参加ですが、
初回に比べ、落ち着いて挑めました。

1回目は、チームリーダーという
大役を引き受けてしまいましたからね。

でも、1回参加したという経験があり、
次は度胸というか、体が慣れるものですね。
講座の進行を事前に知っているだけでも、
気分的に安心感があって、楽でしたよ。

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(松尾)
なるほど、今回は2回目だったのですね。
そう言えば、RONさんは
水曜日クラスに通学されているのに、
なぜか土曜日に良くお見かけするような・・・。

 
(RON)
確かに、先々週の土曜には、
松尾先生の「私にも読める!洋書入門セミナー」と
東京本校の交流会「夕べ」の両方に参加しましたっけ。

これで、一昨年に参加した、7時間集中トレーニング
「英語トレーニング・1日講座」で鹿野先生、大塚先生に。
今日の「English Storm」では、山縣先生に。
そして、実戦コースでは岸先生にお世話になっているので、
いよいよICC東京本校の講師全員の授業を
一通り体験したわけです。(笑)

ICCのカリキュラムは、
しっかりしたメソッドに基づいているので
どの先生のどの授業を受けても進行に無駄がなく、
気持ちがいいですね。

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(松尾)
お褒めのお言葉をいただき恐縮します。
精力的に、イベントへご参加いただいてますね。 
もしや、ICC主催のイベントは全制覇ですか?

 
(RON)
いえ、「3ヶ月ラリー」だけは未だなんです。
※「3ヶ月ラリー」 ・ ・ ・ 3ヶ月で150時間のトレーニングを積み重ねるべく、
参加者全員が完走を目指すイベント

いつもすぐに満席になって募集を締め切るので、
次回は早めに申し込むようにします。

英語力をアップする機会にはなるべく参加し、
参加せずに英語が身につかないと後悔するより
参加してみて「ダメだった」と後悔するほうが
いいと思いませんか。

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(松尾)
説得力がありますね。
最近入会された、洋書の貸し出しサービス、
ICC Book Club(ブッククラブ)のご利用も、
そんな思いがあったのですね。

 
(RON)
正直、洋書を読もうと決意するまで、
結構時間がかかりましたよ。

そもそも仕事で英文の仕様書や設計書を読み、
自分でも作成する立場にいるわけですから、
その上、洋書を読む気がしなくて・・・。

でも、実戦コースの授業で、 
洋書を使ったトレーニングを体験したとき、
同じ「読む」行為でも、
洋書と仕事で使うドキュメントでは
全く違うことに気付きました。

実は、読んでいるように思っていたドキュメントは、
自分に必要な情報を、探していただけ。
でも、洋書は違う。 
読みながら内容をイメージする力が必要なんですね。
自分自身イメージ力が足りないと感じていましたので、
実戦コースでのトレーニングは大いに参考になりました。

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(松尾)
今までは、「聞く」トレーニングが中心だったんですか?

 
(RON)
そうですね。
ちょっと話が飛ぶかも知れませんが、 
ICCに入校してから、自分の中で、
英語の実力が1段上がった実感があるんです。
特にリスニングの体感が。

以前は、英文が長くなると、
何を言っているのか、さっぱり分からず
耳が閉じてしまった状態でしたから・・・。

それが今では、意味が分からなくても、
少なくとも英文を浮かべる事はできています。

ところが、その英文が何を意味しているのか
頭でイメージがわかないんです。
英文を見てもイメージが湧かない状態で、
英語を聞いてイメージは湧きませんよね。

だから英文を見て、内容をイメージ出来るように
リーディングが必要だと再認識したという訳です。

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(松尾)
まさに、仰る通りだと思いますよ。
洋書入門セミナーでも申し上げましたが、
読んでイメージ力を付けるトレーニングには、
薄くて易しい洋書が最適な素材です。

ところで、ICC入校前は、
どのように英語を学習されていたのですか?

 
(RON)
社内の自己啓発研修で、
ネイティブのレッスンを受講したり。

実は、ICCを知ったのも社内研修ですよ。
会社で鹿野先生の講演会が開かれ、
そこへ参加したのがきっかけです。

70人から80人ほどいましたが、
そんな中でも、ペアワークしたり意見交換をしたり、
講演というより、グループレッスンみたいで、
とても刺激を受けたのを覚えています。

私はスポーツでテニスが好きなんです。
テニスというスポーツは、相手にボールを出せば
次に確実に自分のところにボールが返ってくる。

つまり2回に1回の確率でゲームに参加できるんです。
ペアワークもこれと一緒で、2回に1回参加することで
何かをやったという達成感が残るんです。

また、今までネイティブに習う形態の授業も
多く受けたのですが、常に受身であまり楽しくなく、
また自分が疑問と思っていることを
正しく説明されなかったので不満が残っていました。

そういう意味でも、英語はネイティブから習うよりも、
英語が出来るようになった日本人から
その方法を学ぶ方が、自分に合ってると感じました。

だから、その後ICCへの入校を決めるのは
とても早かったです。

英語の必然性という意味でも、
ちょうどその頃、社内異動があって、
海外拠点への商品プロモーションを担当した時期で
英語力アップは、最重要課題でしたから。

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(松尾)
異動する前の部署では、
英語は全く使わなかったのですか?

 
(RON)
多少は使っていましたが、
出来なくてもなんとかなっていました。

例えば、海外出張へ行っても、
一緒に行った同僚に英語の達人が多く、
私が積極的に話さなくても
何とかなるケースが多かったんです。

ところが今は、そうはいきません。
1人でネイティブ相手に英語でプレゼンをして、
途中英語が出てこずに、
頭が真っ白、という場面もしばしば。
もう逃げ出したくなるような経験ばかりです。

でも、この出来なかった悔しさが
英語を続ける刺激にもなっているんです。

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(松尾)
ICCでトレーニングを重ねてから、
プレゼンや会議で話す英語に変化はありましたか?

 
(RON)
会議やプレゼンに出る前に、
恐怖を感じる事が少なくなりました。

以前は、気持ちが押され気味でしたが、
気持ちに余裕が出来、落ち着くと、
結構それなりに言葉が出てくるようになってきました。
まだまだ十分とは、とても言えませんがね。

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(松尾)
急に仕事で英語が必要になった人って、
どちらかというと、"切羽詰った感"が漂っているのですが、
RONさんには、良い意味でそれが無く、
むしろ、英語トレーニングを楽しんでいるように
お見受けするのですが・・・。

 
(RON)
あ、そうかもしれません。
言語を学ぶというのは嫌いではないんです。

例えば“get”や“have”という単語が
なぜこれだけ多用されるのか調べるだけでも
新しい発見や我々と西洋人の
発想の違いのようなものがわかりますから。

毎週水曜日は定時退社日になったので、
さっさと帰るようにしているのですが、
部下から「趣味の時間ですか?」
なんて、からかわれています。

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(松尾)
週に1回の通学以外の
英語トレーニングについてお聞かせください。

 
(RON)
どうも家では、トレーニング出来ないタイプみたい。
机に向かって、英語学習のスイッチを入れるまで、
テレビを見たり、新聞を読んだりと誘惑が多くて・・・。

ですから、専ら僕の書斎は通勤電車です。
電車に乗った瞬間に、トレーニングのスイッチが入ります。

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(松尾)
その気持ちはよく分かります。
でも、さすがに音読筆写やディクテーションなど、
書くトレーニングは車内では厳しいでしょ。

 
(RON)
いえ、工夫すれば出来ますよ。
つり革を持って、立っていても大丈夫です。

先ずは、家を出るときに
デジタル・オーディオ・プレーヤーをセット。
そのまま歩きながらシャドウィング。

駅に到着すると、ホームで電車待ちの間に
こんな風にEnglish Trainerを鞄から取り出し開く。
(インタビュー中に、その極意を実演いただきました。)

次に、大学ノートを半分に折り、
テキストに挟んで準備は完了。

車内が混んでいるときは、
ノートではなく、こんなA4サイズの裏紙を
4つ折にして挟むこともありますね。
これなら省スペースですし。

後は車内で立ち位置を確保すると、
胸ポケットからシャーペンをスッと出して
ディクテーションの開始、みたいな。

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(松尾)
今、ノートの中身がチラッと見えたのですが、
英文が妙に長く思えたのは気のせいでしょうか。
それ、ディクテーションした基本構文ですよね?

 
(RON)
これはラウンドの英文ですね。
基本構文だけでなく、
英文もディクテーションしてるんですよ。

センテンス毎に止めながら
とにかく聞こえた英文をどんどん書き取っていきます。
もちろん1回聞いてバッチリ決まらないので、
3回ぐらいそれを繰り返しながら、
ディクテーションした英文に修正を加えるのです。

最後は、テキストの英文を見てチェック。
冠詞の抜け、みたいな細かいミスは気にせず、
内容を理解するのに必要な構文が
ちゃんと頭で浮かぶか試す意識でやっています。

後は、エクササイズ編のPart3(会話問題)、
Part4(説明文問題)の放送文。
それとPart5(短文穴埋題)の基本構文も、
同じ要領でディクテーションで仕上げています。

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(松尾)
会話文や放送文でディクテーションとは、
かなり、高負荷なトレーニングに挑戦されてますね。


 
(RON)
これをやっているのは、
やはり、やらなければならないという
必要性を感じているからなんです。

実力が上がった体感を持っていても、
TOEICテストのスコアに中々反映されません。
これは地震と同じで、
エネルギーは確実に蓄えられているけれど
表面的には現れて来ないのだと思います。

それでも、英語を実際に使う仕事の場面では、 
ちゃんと顔の表情にも余裕が出ていたり、
話しながらも自然とジェスチャーが出てるとか、
テストでは測定できない部分で、
コミュニケーション力はちゃんと向上しているのです。

スコアに執着してはいけない。
英語の実力は、自分の体感を信じるべきですよ。

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(松尾)
力強いメッセージですね。

では、最後に全国のメルマガ読者の皆さんに、
メッセージをお願いします。

 
(RON)
「思ったら、やれ!!今日が自分の一番若い時!」
若者も中高年も、今日より若い明日はない。
思いつたらなるべく早く着手することです。
色々な理由をつけてやらないことが一番いけない。
動けば何かが変わります。

英語でも何でも興味をもったこと、
必要と感じたことは始めましょう。
そして楽しく続けましょう。
それがいつか自分にとって
大切な物の1つになる日が確実に来ます。

求めれば与えられる。自分を信じて共に頑張りましょう。

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(松尾)
RONさん、今日はありがとうございました。

 
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