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[ インタビュアー ]
松尾謙一先生

  私の英語トレーニング奮戦記
ICC東京本校の生徒さんに、松尾謙一先生がインタビュー しました。
このインタビューは、学習者向け無料メールマガジン 「英語トレーニング・応援マガジン」に連載しているものです。
メルマガにご登録いただくと、インタビューを始め、 英語学習に役立つ情報を毎週お届けいたします。
 
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第35回 メッセージを受け止めて始まるコミュニケーション
会社員 Kaorinさん (東京都・女性)
   

今回ご登場いただくのは、
ICC東京本校の実戦コース・730点目標クラスに通学中の
kaorin さん です。

ICC東京本校の実戦コースは、目指す英語レベルに合わせて、
470点・600点・730点・860点と、
4つの目標コースが設定されています。

2007年11月に入校したKaorinさんは、600点コースからスタート。
着々と実力を伸ばし、2008年5月に見事
730点コースへステップアップされました。
わずか7ヶ月で200点アップは、まさに異例と言える上昇度。

今回のインタビューでは、目覚しいスコアアップを成し遂げた
英語トレーニングのコツについて、多くのヒントを知ることが出来ました。

(松尾) ICCに入校後、わずか7ヶ月で200点以上のアップ。
その勝因は、一体何だったのでしょうか?

 
(kaorin)

ICCで教わったトレーニングを実践したまでですよ。(笑)

一言で言えば、週に1回の通学と、毎日の自己学習が
生活リズムの中でうまく習慣化出来た事だと思います。
これは、入校後に参加した「オリエンテーション」で、
向こう3ヶ月の学習目標を設定するのですが、

※「オリエンテーション」・・・入校後1ヶ月以内の参加が
 義務付けられているICC東京本校の無料講座。
 週1回のレッスンで効果を高めるための自己学習方法の
 コツと、学習計画の設定方法を学ぶことが出来る。

いつ・どこで・何をトレーニングするのか、その具体的な行動を
目標として書き出すことで、絶対に守るぞ!という意気込みが生まれ、
モチベーションを維持できるきっかけになりました。

松尾先生の「トレーニングで成果を出す人は、朝型が多いですよ。」
という言葉に刺激されて、朝にトレーニングをするようになったのですが、
出勤前の30分と、会社に着くまでの通勤時間トレーニングで、
脳が完全に英語モードになって、仕事で使う英語も冴えるんですよ。
早朝トレーニングの効果を実感できてからは、習慣化は早かったです。

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(松尾) 最高点をマークしたとき、TOEIC受験時の体感に変化は?  
(kaorin)

初めて、リーディングを時間内に解き終える事が出来たので、
とにかく嬉しかったです!終了後も、達成感でいっぱいでした。

受験前は、特にスピードを意識したトレーニングを徹底しました。
English Trainerの活用ガイドに沿ったトレーニングに加え、
エクササイズ編も、制限時間内に解答する練習を繰り返し、
解答の正確さとスピードの両立を意識してきたのです。

と言うのも、これまでTOEICを受験してきて、
時間内で解けなかったPart7(読解問題)の中には、
落ち着いて読めば、容易に解答できる問題も
数多く含まれている事に気づいたのです。

腕試しのつもりで挑戦したTOEIC公式問題集では、
本番さながらに、時間を計測しながら
何度かトライしたのですが、2〜3回目には
英文がEnglish Trainerより簡単に感じるほど、
落ち着いて解答でき、自己採点で800点!?という結果でした。
これが偶然だったのか、実力なのか逆に不安になりましたが、
実際のTOEICテストでもスコアアップしていて、安心しました。

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(松尾) Kaorinさんは、実戦コースのレッスンと平行するように、
弱点補強講座にも積極的に参加されていましたね。
 
(kaorin)

ええ、普段のトレーニング成果を確認しようと思って・・・。
最初に参加したのは、6時間英語漬けの「English Storm」でした。

※「English Storm」・・・スピーキング・ライティング力アップを
 目的とした、6時間集中講座。講座時間中は全て英語で進行し
 (ランチタイムも含む)、日本語を使うとペナルティーが課せられる。
 参加者はチームに別れ、ポイント制のアクティビティーで優勝を狙う。

英語を使ったチームワークはとても刺激的でした。
特に印象的だったのは、チームメンバーが話す英語。
860点コースに在籍のメンバーの英語を聞いていると、
とてもシンプルでクリアーな英語なのです。
結論を先に述べ、次に例を挙げたら最後に理由付けを行う具合に、
話の展開がロジカルなんですよ。

簡潔かつ明瞭に相手に伝える英語力の重要性を痛感して、
次に、「Active Grammar」へ参加してみたのです。

※「Active Grammar」・・・「使える」文法力の養成を目的とした、
 6時間集中講座。獲得したい表現内容(文法項目)別に3つの
 レベルを設定。豊富な例文とペアワークによる実習で、基礎的な
 文法事項をマスターし、スピーキングとライティング力アップを目指す。

TOEIC470・600点目標コース推奨のレベル1から挑戦したのですが、
理解したつもりでいた基礎的な文法項目でも、
いざ自分の言葉で使ってみるとなると、意外と難しいんです。
例文を使って、繰り返しパターンを体得することで、
文法表現の持つニュアンスや感覚を掴むことができました。

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(松尾) 普段から、英語のアウトプットを強く意識されているのですね。
 
(kaorin)

英語力を磨く上で、実践力は一番大事なものだと考えています。
私の場合は、何事も人との関わりが重要なのです。
一言で言うならば、人間好き!?(笑)
英語はあくまで、コミュニケーションの手段であり、
双方向で意思疎通が出来るレベルが目標です。

毎週の実戦コースのレッスンでも、
ペアで練習する際、相手とのコミュニケーションを
英語だけでなく、日本語でも大事にしています。
先ずは、レッスンで最初のペア・ワークの時に、
その日のパートナーのキャラクターをしっかり分析します。(笑)
チェックポイントは、メッセージを聞こう、受け止めようという姿勢。
聞き上手は、コミュニケーションも上手な方が多いですよ。
だから、逆に私もペア・ワークでは、目をしっかり見て、
相手のコメントに反応しながら、メッセージを
しっかり受け止めようと心がけています。

以前、オーストラリアとカナダにワーキングホリデーで
それぞれ1年間、計2年間海外に滞在したことがあるのですが、
その時、カナダで知り合った南米出身の友達との出会いで、
聞く姿勢が相手の心理に、いかに大きな影響を及ぼすかを学びました。
趣味のサッカー観戦では、とてもイメージが悪かった(笑)、南米ですが、
話をしてみると、相手の意見を受け止め、尊重する人々なのです。
これまでアメリカの外資系企業で働いていたときに感じた、
相手を受け止めるよりも、先ずは自分の主張といった
これまでのイメージと全く違うものだったのです。

聞き手の態度一つで、話し手の話しやすさは大きく向上します。
実際、私も南米の彼らとは、文法的な間違いを全く気にすることなく、
単語や表現を自由に並べて、自分でも驚くぐらい意思疎通できました。
スムーズなコミュニケーションには、互いの信頼関係が不可欠なのです。

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(松尾) 豊富な海外経験をお持ちのKaoriさんですが、
英語は学生時代から得意だったのですか?
 
(kaorin)

中学校までは好きだったんですけどね・・・。
洋楽好きの兄の影響で、
音楽を通じて英語に興味を持っていたんですよ。
それに、兄がサッカー好きでもあったので、
私も一緒になって、サッカー情報を海外雑誌から
収集する為、何気に英語に接していたり・・・。
でも高校に進学し、受験の英語が難解になってきた上、
英語の先生と合わなくて(笑)、大嫌いになりました。

専門学校卒業後は、しばらく英語に触れることも
なかったのですが、水泳やトレーニングジムの
スポーツ・インストラクターをしながら、
外国人会員への指導を英語で行うことの必然性から
英語学習再開を決意するも、遭えなくバブル崩壊で
スポーツジムが閉鎖。

そんなときに、ドミニカ共和国で海外青年協力隊として
ボランティア活動をする友人のお誘いで、
現地に、1ヶ月間旅行することになったのです。
全く知らないスペイン語を、一から学習し始め、
少しずつ、相手に気持ちが伝わっていく達成感。
外国語を使って、異国の人々と心が通じ合う喜びが、
現在の英語学習の原点でした。

帰国後、知人の紹介もあり、オーストラリアへの
ワーキングホリデーを決意することになります。
留学サポート会社経由で参加すれば楽なのですが、
自分でビザの申請も出来ないで、
現地で働きながら生き残れるはずが無い!と、
あえて自分に試練を与えて、自ら大使館へ出向き
全て自力で手配しました。

日本にある大使館とはいえ、館内は完全にAustralia。
申請書の記入で不明な項目を、窓口に聞こうと思うのですが、
英語で説明しても、うまく伝わらない、
窓口のおばさんも呆れ顔でしたよ。
結局、たまたま申請に訪れた、旅行代理店の
日本人を捕まえて指南していただき、ようやく取得。
申請だけで1日作業というありさま。

行きの飛行機では、隣のスイス人と
意気揚々と会話する元気と余裕があったのですが、
話が深く進んでいくと、うまく表現できない自分に・・・。
この先に待ち受けているだろう言葉の壁に早くも不安モード。

空港へ着くなり一息するまもなく、その日の宿泊先予約。
ユースホステルに電話を入れ、なんとか予約。
そこにたどり着くまでには、一波乱あったのですが、
とにかく分からない時はとにかく聞く。
聞いて分からなければ紙に書いてもらう。
こんな調子で、毎日が過ぎていきました。

滞在先では、なぜかヨーロッパの人が多かったのですが、
お互いに第2外国語として、英語を話しながら、
得意のサッカーや洋楽ネタで共通の話題を見つけては
話を広げ、交流を深めながら信頼関係を築いていきました。
気の会う人同士は、言葉の壁を乗り越えるものなのですね。

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(松尾) そして、帰国後すぐにカナダへ?  
(kaorin)

いえ、オーストラリアから帰国後は、
3年ほど、アメリカの外資系企業で働いていました。
激務により、体調を崩してしまったのですが、
オーストラリアで知り合ったカナダ人からのお誘いで
10日ほど有給を取って、リフレッシュの意味で
北米を一人旅しました。

旅行中、フランス語を話す東カナダ出身の女の子と仲良くなり、
互いに慣れない英語で、いろいろ会話が弾みました。
英語をもっと話したい気持ちが高まったことと、
年齢的に、ラストチャンスであったこともあって、
仕事を辞めて、再び海外生活の挑戦を決意しました。

カナダでの生活で、一番印象に残っている仕事は、
お土産屋で現地の特産品の販売員をしたことですね。
化石をあしらったジュエリーの販売担当だったのですが、
何回も繰り返し、同じ商品の説明をしていると、
お客様からの質問の種類やパターンを習得し、
より、効果的に説明出来るコツを掴んでくるのです。
ある日、アメリカ人観光客が、
「あなたの説明で買う気になったわ!」と言ってくれて、
とても嬉しかったのを覚えています。

 
(松尾) 英語漬けの生活で、新しい表現や語句はどうやって、
使えるように広げていったのですか?
 
(kaorin)

上手く伝えられなかった表現は、
出来るだけ、その場でメモを書きとめておき、
滞在先に戻って、英英辞書でチェックします。
語句の解説や例文を、ノートや裏紙に、
ぶつぶつと音読しながら転記して、メモを見ずに
スムーズに英文が出るまで練習していました。

苦手な発音も、かなり練習しましたよ。
“r”と“l”の発音で始まる単語は、区別して発音するのが
あまり得意ではありませんでした。
うまく発音できない単語は、実際よく聞き返されました。
練習して、音の違いをマスターしてからは、
聞き返されることはほとんどなくなりましたので、
やはり、正しい発音に近づけるのは大切なんですね。

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(松尾) 海外で英語力を鍛えてきたKaoriさんが、
なぜ今、英語トレーニングなのでしょう?
 
(kaorin)

直接的な理由は、現在勤務している会社で、
TOEIC600点突破が望ましいとされているからです。

これまでの海外経験では、英語を使わないと
生活できないという、相当必然性の高い環境で
コミュニケーション力を学び取ってきました。

一方で、英語の必然性が低い、国内の環境で、
いかに英語力をアップするか?
これが私の課題だったのです。

英会話スクールにも通学してみましたが、
ネイティブ講師と話すトピックが友達感覚で、
これなら海外に住む友人と、電話でチャットしているほうが、
ずっと安上がりで効率的だと思ったほど。
アウトプット偏重の英語学習には、
経済的にも時間的にも限界だったのです。

また海外の公共の場で耳にするアナウンスが長いと、
頭が真っ白になってしまうことも多く、
情報を確実に掴む力が欲しいと、強く思っていました。
それを克服するにも、英会話スクールでは
物足りなさを感じていました。

もっと、英語を効果的にインプットしながらアウトプットせねば!
そんな思いで、最終的にたどり着いたのが、ICCの2時間完結講座
「体験!英語トレーニング」だったのです。

わずか2時間で効果を体感できた嬉しさと、
講座で使用した教材「English Trainer」に強い衝撃を覚えました。
振り返ってみると、これまで私が海外で聞いていた英語は、
第2外国語として英語を使うノン・ネイティブの英語。
それに対して、English Trainerは生粋のネイティブ発想の英文。

ネイティブが自然と感じる表現に触れ、その構文をインプットする。
これまでの自分の英語学習で、不足していたものに、
その時ようやく気づくことが出来ました。

実戦コースに通学するようになって、
テキストの基本構文全てが新鮮に思えました。
だから、トレーニングしていても全く飽きないのです。
最近嬉しかったのは、イタリア人で英語がペラペラの友人に
英語が上手くなったねと褒められた事!
スコアアップよりも、嬉しい一言でした。

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(松尾) 最後に全国のメルマガ読者の皆さんに、メッセージをお願いします。  
(kaorin)

英語はコミュニケーションツールに過ぎないと思ってはいても、
まだまだ英語を話す事に不自由を感じますし、
ひどい時は英語を見るのも嫌になったりもします。
そして好きな話題の内容に偏ってしまったりしたりして、
ただ「伝える」事を目標に、既存表現のみで
全身で気持ちを伝えているという力技なので、
仕事に活用できるのには限界を感じます。

でもそのようなマイナスの流れが引き起こす、
良い意味での欲が出て来ます。
「もっと違う言い方をマスターしたい」と。
そんな思いが湧き上がったら、
それがまた習得意欲のきっかけになると、
いつも前向きに考えています。

だからモチベーションが下がっていても
あまり気にならなくなりました。
問題は英語に常に触れている事。
それが、音楽であろうとなんであろうと。

頑張るために無理はしません。
英語と上手く付き合って、
今後の人生にも活かせる様になりたいです。

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(松尾) Kaorin さん、今日はありがとうございました。

 
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