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[ インタビュアー ]
松尾謙一先生

  私の英語トレーニング奮戦記
ICC東京本校の生徒さんに、松尾謙一先生がインタビュー しました。
このインタビューは、学習者向け無料メールマガジン 「英語トレーニング・応援マガジン」に連載しているものです。
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第36回 スポーツにかけた情熱は、英語トレーニングの中で生きている
会社員 サトシさん (東京都・男性)
   

今回ご登場いただくのは、
ICC東京本校の実戦コースに通学中のサトシ さん です。

初めてお会いしたのは、470点目標コースのレッスンでした。
アスリートの雰囲気が漂う、がっちりした体格と鋭いまなざし。
授業後のお話で元ラガーマンと知り、思わず納得した記憶があります。

英語の勉強は大嫌いでも、トレーニングと言われると
なぜか勝手に体が動き出すというサトシさん。
TOEIC200点台から500点を突破されたその軌跡を、
インタビューによって振り返っていただきました。

(松尾) ついにTOEIC470点の壁を突破されましたね。
 
(サトシ) 苦節3年。ようやく実を結ぶことが出来ました。
ICC東京本校の実戦コースに通学を始めたのが3年前。
当時のTOEICスコアは200点台でした。
続けていれば、なんとかなるだろうと楽観的に考えていましたが、
470点突破は、そんなに甘くはなかったです。

通学しても、自己学習しても
スコアが全く上がらず、スランプに陥ってしまいました。
成長が結果として見えないので、学習意欲も低下してしまう。
半年トレーニングを継続し、変化のないスコアを見て半年休止。
まるで暗闇を手探りで進んでいるような状況でした。
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(松尾) そんな不調を打破したきっかけとは?  
(サトシ) それは、ICC東京本校生向けのイベント「3ヶ月ラリー」ですね。

※「3ヶ月ラリー」…3ヶ月で150時間のトレーニングを
積み重ねるべく、参加者全員が完走を目指すイベント。
開始時と終了時にTOEICIPテストを受験し、成果も確認する。

完走すれば、やる気もスコアもアップするという
東京本校での噂もあり、スランプ打開のきっかけにと
参加することにしました。
イベント最終回のセミナーで事件は起こります。
終了時のTOEIC結果が、
鹿野晴夫先生から直々に手渡されたのですが、
受け取って目に飛び込んできたのが、265点というスコア。
「なぜ俺はスコアが伸びないんだ!」
これまでは、思うような結果を得られないときは、
どちらかというと、あきらめに近い気持ちだったのですが、
このときばかりは、腹立たしいというか、悔しい気持ちで一杯でした。

決定的だったのは、そのセミナーで配布された、
全参加者の3ヶ月間のトレーニング時間と、開始・終了スコアの一覧表。
嫌な予感がして、他の参加者のスコアを冷静に観察してみると、
自分が最下位だったのです。もう悔しさを通り過ぎて惨めでしたね。
「このままで終わる訳にはいかない!」
私の心に眠る、不撓不屈の精神が燃え上がりました。
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(松尾) その後、トレーニング方法を変えたのですか?  
(サトシ) トレーニング方法については、実戦コースのレッスンと
English Trainerの活用ガイドという、正しいお手本があったので、
やり方を変えねばという焦りはなかったです。

むしろ、基本的な行動の見直しというべきでしょうか。
ヒントなったのが、実戦トレーニングのレッスンでした。
先生がトレーニングで成果を上げる三大要素について、
「集中」「ながら」「記録」であると、説明されましたよね。

それを聞いて、ピンと来たんです。
今まで、机に向かって実戦コースの教材「English Trainer」を
活用ガイドに沿って一生懸命トレーニングを続けていたものの、
例えば駅まで歩き“ながら”とか、電車に乗り“ながら”のように
細切れ時間を集めてトレーニング時間を増やす努力が、
明らかに不足していました。

「記録」という点についても、思い当たるふしがありました。
実戦コースに通学すると、3ヶ月毎に教材のEnglish Trainer最新号と
「トレーニング・ダイアリー」がセットで本校生に配布されるのですが、
このダイアリーに、学習時間を全く記録していなかったのです。

この3大要素のバランスが崩れていたために成果が出なかったのだと、
ようやくスランプを脱出する手がかりを掴むことが出来ました。
振り返ってみると、悩んでいた時期は「集中」トレーニングを
重んじるあまり、心理的に「苦手な勉強」という意識で
続けていたのかもしれません。

「集中」「ながら」「記録」のバランスを意識してから
3ヶ月もすると、トレーニングが生活の一部となり、
6ヶ月後には結果を出せました。
それも400点台を飛び越し500点を突破するという。
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(松尾) トレーニング・ダイアリーを拝見してもいいですか?
(リュックからさっと取り出すサトシさん。)
すぐに記録できるよう常備されているのですね。
 
(サトシ) ええ。ダイアリーは手放せない存在ですね。
言わば仕事のスケジュール帳と同じ感覚ですよ。
記録帳と言うより、予定表という意識で記入しています。

週末に翌週の学習計画を見通すようにしているのですが、
English Trainerの何処のラウンドやエクササイズを
いつ・どこで行うのか、1週間分の予定をTo doリストのように
最初に書き込んでおくのです。
計画通りに実施できれば、その時間を結果として記録する具合に。

仕事が忙しく、予定通りに行かないときもあるのですが、
そんなときでも時間数を“0(ゼロ)”と記録するようにしています。
その不足分は、週末や翌週に割りあてるよう計画修正して、
3ヶ月というスパンで目標達成を調整します。

記録を始めてから「集中」と「ながら」の時間が偏ることなく、
バランスよく管理できるようになりました。
また、積み重ねた時間を数値で把握すると自信につながり、
これまでのように、挫折感から
途中で止めてしまう事もなくなりました。
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(松尾) なるほど、スケジュール帳だと思えば、
普段から持ち歩いて、すぐにメモを取る事も自然に感じますね。
「ながら」トレーニングについても詳しくお聞かせください。
 
(サトシ) 「ながら」トレーニングの基本は、通勤時間の
English Trainerと音声CDを活用したトレーニングです。

行きの通勤時は、計画していたラウンドのCDを電車で聞きながら、
テキストを開いて、口パクしながら音読しています。
目標は10個ある基本構文を、
日本語訳を見て英語がスムーズに言えること。
ラウンドによっては難しい構文もあり、完璧にとは行かないのですが、
出来ても出来なくても、1構文あたり駅の1区間とペースを決めて、
日英スピーキングに挑戦しています。
上手い具合に、会社の最寄駅までちょうど10駅なのです。(笑)

帰りの車内では、もっぱらipodで洋画鑑賞です。
お気に入りの口語表現があれば、そのシーンを繰り返し見ながら
英語字幕を俳優の声と重ねるように口パクで音読します。
「ながら」のトレーニングは
“挑戦”と“エンジョイ”が秘訣だと思います。
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(松尾) ところで、仕事で英語を使うことも多いのですか?  
(サトシ) 外資系の会社なので、社内での通達は英語が多いですね。
私の仕事は、逆に通達を発信するようなセクションですので、
   英文メールを作成できると強いです。
今でこそライティングも多少は慣れましたが、
始めの頃は、1通のメール作成で30分ぐらい掛けていました。
しかも、表現が不自然で上司に笑われることも。

実は、会社はラグビーの実業団チームの戦力として入社したのです。
学生時代はひたすらスポーツ一本槍の生活でした。
だから英語なんて単位が取れればよい程度の存在。
得意、不得意という前に眼中に無かったんです。(笑)

怪我が原因でラグビーを引退することになったのですが、
英語が必要な仕事だと知って、正直焦りましたよ。
英語力を上げるのに何をしていいかさえ分からない状態でしたから。
 
(松尾) 逆にスポーツで培った経験が、
今の英語トレーニングに役立っていることはありますか?
 
(サトシ) それはたくさんありますね。
特に、日々の練習の積み重ねが成果につながる点です。
昔、監督によく言われた言葉があります。
「トレーニングを1日怠ると、
調子を取り戻すまでに1週間かかるぞ!」と。
練習量アップには、合同トレーニングだけでなく、
やはり自主トレが不可欠ですよね。
これが英語で言う、「ながら」のトレーニングかな?

あと、練習量に加え基本の型が
とても大切な点もスポーツと一緒です。
実戦コースとEnglish Trainerは自分の基本フォームを
常にチェックできるシステムなので、こちらは
監督とメンバーで行う合同練習。
そうですね、クラブ活動のような感覚です。
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(松尾) 今後の目標は?  
(サトシ) 今回のスコアアップで、社内で最低限必要とされる
TOEIC500点をクリアしたので、次なる昇格基準の
600点の突破を目指したいと思います。

また、海外赴任を含め、グローバルに仕事で活躍したいので
英語を使ったコミュニケーションがよりスムーズに行える
スピーキングとライティング力をもっと磨きたい。
そのポジションを得るには、730点クリアが条件なので、
最終的には730点の壁を突破するまで、
成果を出すための3大要素を守りながら、トレーニングを続けます。
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(松尾) 最後に全国のメルマガ読者の皆さんに、メッセージをお願いします。  
(サトシ) 重要なのは、大げさでもダイアリーの時間を大目につけて
自己満足に浸ることかもしれません。
英語トレーニングをするために
たくさんの楽しいことを失ってはいけないと思います。
仕事をしながら自分の時間も楽しんで、
英語トレーニングも続けるというサイクルを
大事にすればいいと思っています。

おそらく英語トレーニングには終わりはないと思います。
気負い過ぎず、焦ることなく、
何年かかってもいいから続けていこうという気持ちがあれば
心に余裕ができてスコアアップにつながるかもしれません。

いつか電車の中でEnglish Trainerを読みながら、
口パク音読している人と目が合う日を楽しみにしております。
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(松尾) サトシ さん、今日はありがとうございました。

 
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